ブレーキをかけると、右後ろからガリガリ音がするようになったのでチェックしたら、ブレーキパッドが減っていたので交換。
ディーラーでNDのリアブレーキパッドセットを発注。8,800円。
ブレーキパッドグリスも付いていた。
3枚は共通部品。
パッド厚みは7.8mm。
1枚だけウェアイングインジケータ付き。(右の内側用)
ギアをバックに入れて、交換する場所以外に輪止めをし、ジャッキアップしてタイヤを外す。この時点でサイドブレーキをリリースするのがお薦め。
今回は左側からやってみた。
(ウェアイングインジケータがない方がやりやすいと思ったので)
まずキャリパーのピストン側を外す。
スライドピンが空回りするようなら17mmのスパナで抑え、12mmのメガネレンチでボルトを外す。上下各1本ずつ。
(メガネレンチが浮いているのは写真撮影のため手を離したからです)
外したところ。
パッド側のキャリパーの上側に乗せるなりしておけば、パッド交換時に邪魔にならない。
外したパッド。
さすがにブレーキパッドグリスは跡形もない。
内側(写真左)ばっかり減っている。
残りは0.8mm(内側)/6.0mm(外側)
これも外してちょっとお掃除。
古いパッドからシムを外して掃除して、新しいパッドと使う。
シムとパッドの間には、手持ちのブレーキパッドグリスを使ってみた。
キャリパー側には、パッドセットに付いてきたグリスを使用。
ピストンやキャリパーに接する箇所にだけ塗布。
飛び出しているピストンは、スパナを当てて時計回りに回すと引っ込む。
ゴムブーツとツライチになるくらいまで回す。
外した時の逆の手順で、12mmのメガネと17mmのスパナでキャリパー取り付け。
タイヤを付けてジャッキを下ろしたら、サイドブレーキを引き、ブレーキペダルを手応え(足応え?)が変わらなくなるまで何度も踏み込む。
これをやらないで右側も交換すると、ピストンを戻した時にリザーバータンクからブレーキオイルが溢れるという悲劇に遭遇する可能性あり。
右側も左側と同じ手順で進める。
サイドブレーキをリリースするのを忘れずに。
外してみたら、ウェアイングインジケータが折れてしまっていた。
右の内側はパッド残り0mmというか地金が削れてしまっている!
外側は残り6.0mmと左側と同じ。
左右ほとんど同じように減っているのは良いけれど、内側ばかり減ってしまうのは、ちょっと構造上の問題があるんじゃないかと勘ぐってしまう。
(左側でみると、減ったのは内側:7.8-0.8=7.0mm、外側:7.8-6.0=1.8mmとバランスが悪いにもほどがある!)
念のため、ピストン側のキャリパーを外した時にスライドピンの動きをみてみたけれど、スムースに動いていたし、グリスが効いてネッチョリした動きになっていたので、ここが問題ではないと思う。
右のパッドをセットするのはウェアイングインジケータがある分やりにくいけれど、気長にやっていればなんとかなる。
キャリパーを戻す手順も左に同じ。
タイヤを付けてジャッキを下ろしたら、サイドブレーキを引き、ブレーキペダルを手応え(足応え?)が変わらなくなるまで何度も踏み込むのを忘れずに。
輪止めを外して全行程終了。
パッドの地金でディスクを削ってしまったので、右後輪のホイールにカスがかなりこびりついていたため、ピカールを使ってお掃除するというオマケの作業もすることになった。
きっと次回も内側ばかり減って外から見ても分かりにくいと思うので、気をつけなければ。
作業時のオドメータ:86,881km